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猛暑と節電

記録的な高温が続く2022年の夏。電力の供給余力が乏しく、政府による7年ぶりの節電要請が出ています。

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西日本ももうすぐ梅雨明け? 水不足の懸念強まる 既に一部制限

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気象庁=東京都港区虎ノ門3で、黒川晋史撮影
気象庁=東京都港区虎ノ門3で、黒川晋史撮影

 気象庁は27日、関東甲信、東海、九州南部の梅雨明けを発表した。関東甲信では1951年に統計を取り始めて以降最も早く、東海、九州南部も含め梅雨の期間は過去最短だった。今回梅雨明けとならなかった九州北部など西日本の他の地域も晴れが多い予報となっており、梅雨明けが早い可能性がある。一方で、月の降水量が例年の半分にも満たない地域もあり、水不足の懸念が強まっている。

 福岡県添田町の「油木ダム」(有効貯水量1445万トン)は6月3日に貯水率が20%を切り、20日に一時13・5%にまで下がった。その後の降雨で27日には20%台まで回復したが、平年の50~60%程度の貯水率に比べて極端に低い水準は変わらない。

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