「真実の遍路」信心かみしめ 大正~昭和初期の四国巡礼手引書

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
昭和初期の1936年に四国遍路をしていた人の記念写真=愛媛県歴史文化博物館提供
昭和初期の1936年に四国遍路をしていた人の記念写真=愛媛県歴史文化博物館提供

 大正から昭和初期にかけてのお遍路マニュアル「四国霊場巡拝についての心得」が香川県三豊市の民家で見つかった。半紙判1枚の印刷物で、黄ばんでいるものの保存状態はよく、ルビ付きの文字がびっしりつづられている。交通網の整備で遍路旅が近代化にさしかかった時代、「心を忙しくして駆け回る飛脚のような旅」をいさめる一方、何やら穏やかでない注意書きも。「心得」が映す当時の世情とは。

この記事は有料記事です。

残り1890文字(全文2074文字)

あわせて読みたい

ニュース特集