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沖縄戦

「鉄の暴風」が吹き荒れた沖縄戦から77年。約3カ月に及んだ地上戦は住民を巻き込み、日米合わせて計約20万人が犠牲となった。

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沖縄戦市町村史、紡ぎ続け 26自治体「記録残さねば」

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沖縄戦編の村史編さんに向けた住民への聞き取りの様子=恩納村提供
沖縄戦編の村史編さんに向けた住民への聞き取りの様子=恩納村提供

 かつて私たちのまちが戦場になり、多くの住民が命を落とした――。そんな太平洋戦争末期の地上戦の記録を後世に残そうと、沖縄県内の自治体で市町村史の「沖縄戦編」を発刊する取り組みが続いている。毎日新聞が県内41市町村に取材したところ、今年発刊した恩納(おんな)村と中城(なかぐすく)村を含め、これまでに26市町村が刊行した。戦後75年を過ぎても発刊が続く背景には「体験者が減少する中で地元の戦争の記録を今、残さなければいけない」という自治体側の思いがある。

 1945年の沖縄戦では県内各地が戦場となった。3月26日に沖縄本島の西に浮かぶ慶良間(けらま)諸島に米軍が上陸。4月1日には本島中部に上陸し、南北に分かれて侵攻した。日本軍の組織的戦闘が終結した6月23日まで、特に本島中南部では海、空、陸から激しい攻撃が加えられ、県民の4人に1人が犠牲になったとされる。伊江島や久米島など本島周辺の島にも米軍は上陸した。

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