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政府が7年ぶりに節電要請を出すなど、全国的に厳しい電力需給が見込まれる今夏。家庭での節電を促そうと、電力事業各社がポイント還元プログラムに本腰を入れている。節電に協力した利用者はポイントをもらえ、買い物などに使うことができる仕組みだ。政府も各社のプログラムに参加する家庭に2000円相当のポイントを支給する予定。官民挙げて利用者の節電意欲を高め、この夏を乗り切る構えだ。
自前の発電所を所有し、電力事業にも力を入れる東京ガス。7月から始める節電のポイント還元キャンペーン(期間は7月27日~9月23日)には、受け付け開始から約1週間で約3万6000件の応募があった。目標10万件に対し上々の滑り出しといい、広報担当者は「想定よりも利用者の関心が高い。政府の7年ぶりの節電要請も影響していると思う」と話す。
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