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ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻。米欧や日本は対露制裁を決めるなど対立が先鋭化しています。

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100日の地下潜伏生活 ウクライナ脱出を決意させた「暴力の影」

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 ウクライナ南部のヘルソン州は、ロシアのターゲットにされてきた。ミサイルにおびえる生活が100日を超えた6月上旬のある日、アレクセイ・アロヒンさん(36)は「食べ物を探し回る毎日、地下室での生活はもう終わりにしたい」と家族で国外脱出することを決めた。避難にも危険が伴うことは分かっていた。それでも決断した理由は、親類宅に迫った暴力の影だった。

 アレクセイさんは、妻イリナさん(36)と11~3歳の子ども3人の5人家族。ロシア軍が4月末に同州全域を支配下に置いたと宣言するなど、地元は侵攻の影響を大きく受け、一家は多くの時間を自宅の地下室で過ごした。アレクセイさんは警備の仕事をしていたが休職を余儀なくされた。男性はロシア軍に狙われ外出自体が危険なため、食料の買い出しはイリナさんが担った。各地の店を回り、数時間待ちの行列は当たり前。トマトやキ…

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【ウクライナ侵攻】

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