ロボットとAI「匠の技」でiPSから細胞培養 理研、再生医療支援

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最適な細胞の培養条件を自動的に探す実験に使われたヒト型ロボット=神戸市中央区の理化学研究所で2022年6月27日午後2時44分、田畠広景撮影
最適な細胞の培養条件を自動的に探す実験に使われたヒト型ロボット=神戸市中央区の理化学研究所で2022年6月27日午後2時44分、田畠広景撮影

 iPS細胞から目的の細胞を作り出す過程について、理研などの研究チームは、人工知能(AI)に制御されたロボットが自動的に最適な細胞の培養条件を探し出す技術を開発したと発表した。手作業による細胞の培養は習熟が必要で、品質にばらつきが出やすい。AIを使って「匠(たくみ)の技」を再現することで、実験の精度や効率の向上が期待できる。人の手が加わらない「自律実験」は、再生医療や細胞生物学の分野では初という。

 研究チームは今回、実験用ヒト型ロボットと専用に開発したAIを使い、人体のさまざまな細胞になれるiPS細胞から網膜色素上皮細胞(RPE細胞)を作る実験をした。

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