翼広げると10mでも…史上最大の翼竜、ほとんど飛べなかった?

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
ケツァルコアトルスの想像図(イラスト=きのしたちひろさん)
ケツァルコアトルスの想像図(イラスト=きのしたちひろさん)

 約7000万年前に生息していた史上最大級の翼竜「ケツァルコアトルス」はほとんど飛べなかった――。こんな研究結果を名古屋大大学院環境学研究科の後藤佑介特任助教(35)=動物行動学=らの研究グループが発表した。航空力学などに基づいて検討したところ、映画で描かれるように大空を優雅に滑空することは極めて困難で、主に陸上生活だったのではないかと指摘している。

この記事は有料記事です。

残り889文字(全文1065文字)

あわせて読みたい

ニュース特集