連載

もっと社会人野球

毎週木曜日に新着記事を掲載。社会人野球の魅力を「もっと」伝えます。

連載一覧

もっと社会人野球

正岡子規の母校・松山東でセンバツ出場 夢の続きはクラブチームで

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
都市対抗野球四国2次予選で力投する松山フェニックスの先発・亀岡優樹=松山市の坊っちゃんスタジアムで2022年6月11日午後0時2分、伝田賢史撮影
都市対抗野球四国2次予選で力投する松山フェニックスの先発・亀岡優樹=松山市の坊っちゃんスタジアムで2022年6月11日午後0時2分、伝田賢史撮影

 緩急を交えた丁寧な投球は健在だった。社会人野球のクラブチーム「松山フェニックス」の右腕・亀岡優樹投手(24)。愛媛の進学校・松山東のエースとして2015年センバツに出場し、今も地元で投げ続けている。そこにはある思いがあった。

センバツ出場に「特別な縁」

 6月の都市対抗野球大会四国2次予選は、松山フェニックスが本拠を置く松山市・坊っちゃんスタジアムで開催された。亀岡投手は1回戦のJR四国戦に先発。昨年の日本選手権で8強入りした強力打線相手に、走者を出しながらもカットボールやカーブを駆使して粘ったが、六回途中3失点、120球で降板した。チームは延長十一回タイブレークの末、6―7で逆転負け。亀岡投手は「完投したかったが簡単にアウトを取らせてくれず、球数がかさんでしまった」と唇をかんだ。

 亀岡投手は、松山東が21世紀枠で82年ぶりにセンバツ出場した7年前、甲子園で2試合を1人で投げ抜いた。松山東は愛媛県内屈指の進学校で、創立140年を超える伝統を誇る。出身の俳人・正岡子規は明治期に野球を広めた功績が認められて野球殿堂入りを果たすなど、学校の野球熱は高い。

 1回戦は二松学舎大付に競り勝つと、2回戦では準優勝した東海大四(現東海大札幌)に2―3で逆転負けした。亀岡投手は「大方の予想を覆して1勝できたのはうれしかったし、自信になりました。あれだけの声援を…

この記事は有料記事です。

残り1053文字(全文1632文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る
この記事の筆者
すべて見る

ニュース特集