大阪の夏、にぎやかに 大阪松竹座・七月大歌舞伎

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七月大歌舞伎を前に「船乗り込み」で川沿いからの声援に応える出演者ら。新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりの開催となった=大阪市中央区で2022年6月29日午後0時38分、滝川大貴撮影
七月大歌舞伎を前に「船乗り込み」で川沿いからの声援に応える出演者ら。新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりの開催となった=大阪市中央区で2022年6月29日午後0時38分、滝川大貴撮影

 大阪松竹座の七月大歌舞伎が3日に始まる。昼・夜の部ともに、近松門左衛門の古典演目と、昭和期以降に舞台化された親しみやすい演目が1本ずつ並ぶ構成。人気俳優たちがそろい、にぎやかに大阪の夏を盛り上げる。

 関西での歌舞伎公演が激減していた1978年、行政、労働、経済、文化など多分野の人々が「関西で歌舞伎を育てる会」を結成、79年に実現させた公演が七月大歌舞伎の原点だ。この時、江戸期に行われていた俳優の「船乗り込み」の行事も55年ぶりに復活した。

 今年は「育てる会」が92年に「関西・歌舞伎を愛する会」と改称して30回目となる節目の年。2020年から新型コロナウイルスの影響で行われなかった船乗り込みも、29日、ネットで生配信する新手法で3年ぶりに行われた。船に乗った中村鴈治郎、中村扇雀、片岡孝太郎、松本幸四郎、中村勘九郎、中村七之助ら出演俳優たちが、道頓堀から大阪松竹座入り。舞台上での式典に出席し、それぞれに舞台への決意を新たにした。

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