千葉県、21日に「シアン含有の可能性」把握 日本製鉄工場流出

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千葉県庁=町野幸撮影
千葉県庁=町野幸撮影

 日本製鉄東日本製鉄所君津地区(千葉県君津市)から有害な化学物質を含む液体が流出した問題で、千葉県が21日、工場周辺の水路の水に毒性の強いシアンが含まれている可能性を把握していたことが判明した。最終的にシアン検出を公表したのは、それから8日後の29日だった。シアンは人体に悪影響を与える恐れのある物質。県は今回の検出値を「希釈されれば直ちに健康に影響はない」としているが、住民への情報公開のあり方が問われそうだ。

 県水質保全課によると、県は20日に工場周辺の水路で水を採取。翌21日に解析結果の速報値が出て、環境基準(不検出)を超える1リットル当たり0・2ミリグラムのシアンが検出された。27日に判明した確定値でも数値は変わらず、県は29日に公表した。

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