全職員の1割が退職 「町長許せない」 神奈川・真鶴町が異常事態

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第三者委員会の報告書を受け取る松本一彦・真鶴町長(右)=真鶴町で2022年4月28日午後1時9分、本橋由紀撮影
第三者委員会の報告書を受け取る松本一彦・真鶴町長(右)=真鶴町で2022年4月28日午後1時9分、本橋由紀撮影

 古い街並みや自然が残り、都会からの移住者も少なくない神奈川県真鶴町で、町職員の退職が相次いでいる。2021年12月以降、全職員の1割にあたる11人が退職し、その数はさらに増える可能性がある。人口7000人弱の港町で、いったい何が起きているのか。

 「町長の反省のない振る舞いが決め手になった」。6月1日付で退職願を提出した町幹部は取材に悔しさをにじませた。退職した別の職員も「町長の態度で気持ちがついていかなくなった」と漏らした。相次ぐ退職の背景にあるのが、こうした松本一彦町長(56)への不信感だ。

 松本氏は町民生活課長だった20年2月、選挙人名簿を不正に複写し、自身が当選した同年の町長選の選挙運動で利用した。21年10月に報道でこの問題が発覚すると辞職し、12月の出直し選で再選した。

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