「和菓子離れ」でも奮闘の老舗 デジタル&アナログあの手この手

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 「和菓子離れ」が指摘されるようになって久しい。さらに、新型コロナウイルス禍で観光土産や贈答用などの需要が激減して不振が加速している。そんな中、あの手この手で若い世代のファンを獲得している老舗もあるという。どんな取り組みなのだろうか。

 総務省の家計調査によると、2人以上の世帯におけるようかん・まんじゅうなど主な生和菓子の年間平均支出金額は、2000年が1万2694円だったのが、19年は1万663円と16%下落。新型コロナ禍の始まった20年は9645円と急激に落ち込んだ。21年も9918円で、00年に比べ約22%も減った。

 一方、約2000の業者でつくる全国和菓子協会の聞き取り調査では、巣ごもり需要を受けて家庭内の消費は堅調だという。大手百貨店「高島屋」のバイヤー、畑主税(ちから)さん(42)によると、全国の和菓子を並べる「銘菓百選」コーナーでは自宅用の売り上げは右肩上がりだ。

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