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「大きな仕事が始まると思っています」
そう語る表情には自信と決意、そして、どこか楽しむような雰囲気があった。6月12日の監督交代発表から約2週間後の27日、V・ファーレン長崎はファビオ・カリーレ新監督の就任会見を開いた。
母国のブラジルでもリーグ優勝経験を持つ48歳の指揮官は、会見で一つ一つの質問に対して丁寧に答えていく。「一番好きなのは4―2―3―1のフォーメーションです」「まずはチームや選手を理解しなければならないと思います」「良いトレーニングができなければ、良いゲームはできない」
そうして、約50分の質疑応答が終わろうとする頃、こう言ってほほえんでみせた。「長崎の歴史に名前を刻みたい」。理論派で明るい自信家。そんな新監督の人物像がその言葉から十分に感じられた。
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