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波佐見町で、時代のニーズに合わせて生産されたおしゃれな波佐見焼は今、若い世代を中心に絶大な人気を集めています。
400年続く焼き物の町で、実はある大きな問題が積み重なり続けていました。それが、窯元や商社の倉庫に眠る器たち。ちょっとした傷や汚れがついた「訳あり品」や時代に取り残された「余剰在庫」となってしまった波佐見焼。実家が町内の卸問屋である松尾匡悟(まさのり)さん(42)は、幼い頃から倉庫に眠っているデッドストックを見てきました。
新型コロナの影響でその在庫の数はさらに増えたそうです。そんな状況を何とか変えたい。「光が当たらない陶磁器を活用できる方法はないか」と松尾さんはシステムを構築。それが、倉庫に眠る波佐見焼の器を自由にレンタルできるサブスクリプションサービス「KIGAE」。「洋服を着替えるように、器を替える」がコンセプトです。
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