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熱海土石流

静岡県熱海市伊豆山地区で2021年7月3日、大規模な土石流が発生。災害関連死を含む27人が犠牲、1人が行方不明に。

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熱海土石流1年 仮住まいなお194人 第三者委「行政対応は失敗」

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 静岡県熱海市の伊豆山地区を襲った大規模土石流の発生から、3日で1年となる。土石流により、災害関連死を含め27人が死亡し、1人の行方がわかっていない。地区の一部は、災害の恐れがあるとして立ち入りが制限され、今も帰還できない人もいる。土石流は起点周辺の土地にあった盛り土のほとんどが崩壊して発生したとされ、この1年の間には、盛り土の造成を巡って責任を追及する動きがあったほか、規制強化の取り組みもあった。

 総務省消防庁などによると、土石流は2021年7月3日午前10時半ごろ発生した。建物被害は全壊53棟を含む計136棟に上る。一部地域は災害対策基本法に基づく警戒区域に指定されたままで、22年3月1日時点で194人が熱海市内外の公営住宅や民間賃貸住宅に仮住まいしている。

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【熱海土石流】

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