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第26回参院選

2022年夏の参院選は6月22日公示、7月10日投開票。関連するニュースをまとめています。

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「演説を半分にしないと…」 ラストサンデー、候補者悩ます猛暑

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東京・浅草で行われた参院選の街頭演説で、雷門の陰で候補者の声を聞く有権者ら=東京都台東区で2022年7月3日午前11時22分、西夏生撮影
東京・浅草で行われた参院選の街頭演説で、雷門の陰で候補者の声を聞く有権者ら=東京都台東区で2022年7月3日午前11時22分、西夏生撮影

 参院選は3日、投開票日を1週間後に控えて最後の日曜日を迎えた。終盤戦にさしかかり、普段なら一人でも多くの有権者に訴えを届けようと街頭演説に力が入る時期だが、各陣営を悩ませているのが連日の猛暑だ。炎天下の日中は足を止めてくれる人もまばらで、候補者は暑さ対策にも頭をひねりながら、マイクを握った。

 「暑くて暑くて、きついですね」。国内の歴代最高気温41・1度の記録を持ち、日本一暑い街として知られる埼玉県熊谷市。JR熊谷駅前に設置された冷却ミストの下で3日午前、ボードを手に選挙に関するアンケートを取っていた野党陣営の男性ボランティア(30)はため息をついた。この日は曇り空だが蒸し暑く、気温はお昼前で既に33度を超えた。男性は半袖、ハーフパンツ姿でうちわを手に活動した。

 男性は公示日の6月22日からボランティアに加わったが、今月1日には市内で40度を観測した。「有権者と対話をしたいけれど、あまりに暑くて立ち止まってくれない。一日活動するとヘロヘロになる。疲れも抜けない」と嘆く。

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【第26回参院選】

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