特集

第104回全国高校野球選手権

第104回全国高等学校野球選手権大会(8月6日開幕)の特集サイトです。

特集一覧

部員たった1人 3年後閉校の大阪府立高野球部が挑む「最後の夏」

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
がらんとしたグラウンドで1人、ティーバッティングに励む西坂俊槻さん=大阪府阪南市の府立泉鳥取高で2022年6月22日午後5時34分、横見知佳撮影
がらんとしたグラウンドで1人、ティーバッティングに励む西坂俊槻さん=大阪府阪南市の府立泉鳥取高で2022年6月22日午後5時34分、横見知佳撮影

 「お願いします!」。平日の放課後、グラウンドに野球部員の大声が響いた。外野ノックを追い、グラブに収める。だが本塁に投げる動きだけをして、球は近くに置いたかごに入れていく。練習相手がノックを打つ監督しかいないからだ。

 大阪府南部の阪南市にある唯一の高校で、3年後の閉校が決まっている府立泉鳥取(いずみとっとり)の野球部員は、3年の西坂俊槻(としき)さん(17)だけ。9日に開幕する夏の甲子園を懸けた大阪大会に連合チームの一員として出場する。このまま下級生が入部しなければ今大会後に自然消滅するため、本人だけでなく、学校にとっても“最後の夏”になる可能性がある。「最後に勝って、いつか『部員1人で頑張った泉鳥取という高校があったな』と記憶に残る試合にしたい」

この記事は有料記事です。

残り1398文字(全文1726文字)

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る
この記事の筆者
すべて見る

ニュース特集