ドローンで漁場探し出せ 「鳥山」「ナブラ」上空から撮影 効率化で燃料節減 相模湾で実証実験 /神奈川

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
デモ飛行後着水した飛行艇型ドローン=長井漁港沖で2022年6月30日、橋本利昭撮影
デモ飛行後着水した飛行艇型ドローン=長井漁港沖で2022年6月30日、橋本利昭撮影

 三浦半島沖の相模湾で、ドローンを使って漁場を探し出す実証実験が行われた。魚を求めて海鳥が水面近くに集まる「鳥山」や、小魚の群れが大型魚に追い詰められ、海面が波立つ「ナブラ」を上空から撮影するもので、遠くの漁場をピンポイントで見つけることができる。ロシアのウクライナ侵攻による燃料費高騰は漁業にも重い負担となっており、効率的な探索方法として注目される。【橋本利昭】

 使用されるドローンは、飛行機のように主翼が機体に固定された「固定翼型」で、水面を滑走路のようにして離着水する飛行艇だ。

この記事は有料記事です。

残り851文字(全文1093文字)

あわせて読みたい

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月

ニュース特集