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第26回参院選

2022年夏の参院選は6月22日公示、7月10日投開票。関連するニュースをまとめています。

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離島の旧態依然構造 「こどもまんなか社会」実現までの道のり

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「一般社団法人小豆島子ども・若者支援機構」のスタッフやこども食堂の利用者ら。小豆島内であったごみ拾いのイベントに参加した=2022年6月4日、同支援機構提供
「一般社団法人小豆島子ども・若者支援機構」のスタッフやこども食堂の利用者ら。小豆島内であったごみ拾いのイベントに参加した=2022年6月4日、同支援機構提供

 政府が「女性活躍」の方針を打ち出して久しいが、男性中心の社会構造や考えは根強く残ったままだ。その縮図にも見える離島で、困難を抱えるシングルマザーや若者が子育てを支え合っている。人口約2万8000人の小豆島(香川県)で、政府が掲げる「こどもまんなか社会」をどうすれば実現できるか考えた。

 梅雨入り前の6月上旬、遮るもののない島の空は晴れ渡っていた。穏やかな瀬戸内海沿いを走る乗用車が、集合住宅の前で止まった。宅配弁当を持った女性が「娘さん、運動も勉強も頑張ってますね」と声を掛けると、保護者は笑顔で「もっと上の志望校を目指せそうです」と応じた。

 届いたのはひとり親家庭など、経済的に困っている家庭向けの手作り弁当だ。週3回、計約100食を届けている。東京の子育て支援の認定NPOが提唱した活動で、「こども宅食」と呼ばれて全国に広がっている。政府が6月に発表した経済財政運営の指針「骨太の方針」にも盛り込まれ、自ら行政の窓口に出向かなくても相談できる関係を築く「アウトリーチ型」の支援だ。

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