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第26回参院選

2022年夏の参院選は6月22日公示、7月10日投開票。関連するニュースをまとめています。

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「根室線」の文字ない選挙公報に失望 存続求める住民「諦めない」

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地元首長らが廃線・バス転換にかじを切る中、鉄路存続に取り組む住民団体の平良則代表(右)と佐野周二事務局長=北海道新得町で2022年6月28日、鈴木斉撮影
地元首長らが廃線・バス転換にかじを切る中、鉄路存続に取り組む住民団体の平良則代表(右)と佐野周二事務局長=北海道新得町で2022年6月28日、鈴木斉撮影

 北海道新得町内の自宅に届いた道選挙区(改選数3)の選挙公報にひと通り目を通した後、JR根室線富良野―新得間(81・7キロ)の廃線阻止を訴える住民団体「根室本線の災害復旧と存続を求める会」の平良則代表(76)は、やるせない思いにとらわれた。「誰も鉄道に触れていない」。公報を細部まで確認すると、地方路線の維持などを掲げている候補者はいるが、「根室線」の文字は確かに見当たらない。

 根室線の東鹿越(南富良野町)―新得間は2016年夏の豪雨災害で不通となり、復旧されないままJR北海道は同年11月、不通区間を含む富良野―新得間の廃線・バス転換の方針を打ち出した。

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