就任1年半のバイデン氏、支持率低迷 7割が再選出馬に否定的

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演説するバイデン米大統領=米中西部オハイオ州クリーブランドで2022年7月6日、AP
演説するバイデン米大統領=米中西部オハイオ州クリーブランドで2022年7月6日、AP

 就任から間もなく1年半を迎えるバイデン米大統領(79)の支持率が低迷している。高水準の物価高、相次ぐ銃乱射事件、ロシアのウクライナ侵攻など内外に課題が山積しており、今年11月の上下両院選などの中間選挙に向けて、アピール材料の乏しさに苦慮している。

 「経済は成長しているが、痛みもある。国内外で自由が脅かされ、最近はこの国が後退しているのではないかと思うようなことが起きている」。バイデン氏は7月4日の独立記念日に演説した際、現在の苦境を認めざるを得なかった。約40年ぶりの高水準で推移する物価高やロシアによるウクライナ侵攻の長期化に加え、5月以降に銃乱射事件が相次ぎ、6月には連邦最高裁が中絶を選ぶ権利を認める判例を覆した。銃規制強化や中絶の権利擁護を提唱してきたバイデン政権には逆風が吹いている。

 政権の苦境を反映するように、バイデン氏の支持率は低迷している。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した全米平均の支持率は6月上旬に4割を切り、7月5日時点では38・4%だった。2021年8月下旬から不支持が支持を上回る傾向が続き、反転上昇の気配は見えない。

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