安倍元首相銃撃 政界混迷の選挙戦 各党、一時活動を自粛

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安倍晋三元首相が死去したことについて記者団の質問に答える岸田文雄首相=首相官邸で8日午後6時57分、竹内幹撮影
安倍晋三元首相が死去したことについて記者団の質問に答える岸田文雄首相=首相官邸で8日午後6時57分、竹内幹撮影

 安倍晋三元首相が8日、銃撃されて死去したことを受け、与野党に衝撃が走った。10日投開票の参院選は最終盤を迎え、各党は票の掘り起こしに力を注いでいるが、急きょ街頭演説を取りやめるなど混乱した。長く政界に強い影響力を持った安倍氏の死去で、自民党内の力学は大きく変化する可能性もある。

 岸田文雄首相は8日午後7時前、安倍氏死去について「祈りもむなしく、こうした報に接することになり、誠に残念で言葉もない」と述べた。目をうるませて、時折言葉に詰まりながら、首相官邸で記者団の取材に応じた。安倍氏が参院選の選挙演説中に銃撃されたことについては「民主主義の根幹たる選挙が行われている中、命を奪った卑劣な蛮行は断じて許せるものではない。最も強い言葉で非難する」と憤った。

 首相は安倍氏と初当選同期だったことに触れて「国会議員になってからも、安倍内閣を支える閣僚としても多くの時間を共にした良き友人でもあった」と振り返った。

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