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第26回参院選

2022年夏の参院選は6月22日公示、7月10日投開票。関連するニュースをまとめています。

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政治とカネ…広島で自民現職3選確実 河井夫妻事件の影響吹き飛ばす

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宮沢洋一氏
宮沢洋一氏

 2019年の前回参院選を巡り大規模買収事件が起きた広島選挙区(改選数2)には過去最多の10人が立候補。「政治とカネ」の問題が尾を引く中、岸田文雄首相のお膝元で、自民現職の宮沢洋一氏(72)が他候補を引き離しての3選を確実にした。宮沢氏は支持者らを前に「なんとかこの苦しい3年間の思いを果たせた。岸田内閣のもとで政策を作り、みなさんの期待に応えたい」と述べた。

 19年参院選で2議席独占を目指した自民は、党本部主導で公認した河井案里氏と、6選を目指し、県連所属の議員や支援団体の多くが支持した溝手顕正氏(岸田派)の分裂選挙となった。河井氏は当選し、溝手氏は落選。宮沢氏は溝手陣営の選対本部長だった。河井氏はその後、事件で有罪となり、当選無効に。これを受けた21年4月の再選挙で、自民公認候補は金権政治を批判した野党系候補に敗れた。

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