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経済危機に陥っているスリランカのラニル・ウィクラマシンハ首相は9日、ゴタバヤ・ラジャパクサ大統領の辞任を求める反政府デモの参加者が大統領公邸を占拠した事態を受け、辞任する意向を示した。大統領の兄、マヒンダ・ラジャパクサ前首相が反政府デモの拡大を受け引責辞任し、その後継として5月に就任したばかりだったが、混乱を収拾できなかった。
地元メディアによると、この日は、数千人が最大都市コロンボでラジャパクサ大統領の退任を求めるデモを展開していた。警察が放水や催涙ガスで制止しようとする中、デモ隊の一部がバリケードを破って大統領公邸に侵入した。ロイター通信は、警官2人を含む少なくとも39人が負傷したと報じた。
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