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円安と物価高

日本の物価が上がっています。円安・ドル高もコスト上昇に拍車をかけ、賃上げの動きも見られます。

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東京外為市場 一時1ドル=137円20銭台に下落 参院選の結果受け

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参院選の選挙戦最終日、JR新宿駅前の街頭演説に集まった聴衆ら=東京都新宿区で2022年7月9日午後7時半、本社ヘリから(画像の一部を加工しています)
参院選の選挙戦最終日、JR新宿駅前の街頭演説に集まった聴衆ら=東京都新宿区で2022年7月9日午後7時半、本社ヘリから(画像の一部を加工しています)

 与党が改選過半数を確保した参院選の結果に、市場も大きく反応した。

 11日午前の東京外国為替市場の円相場は一時、1ドル=137円20銭台まで下落し、1998年9月以来、約24年ぶりの円安・ドル高水準を付けた。与党の圧勝で日銀の大規模金融緩和が当面続くとの見方が強まり、日米の金利差拡大を意識した円売りが進んだ。

 米国はインフレ抑制のため利上げを加速している。8日発表の6月の米雇用統計が市場予想を上回ったこともあり、各通貨に対してドル買いが優勢になった。こうした状況の中、日銀の黒田東彦総裁は11日の支店長会議で「必要があれば、ちゅうちょなく追加的な金融緩和措置を講じる」と改めて強調。参院選の結果を受け日銀の金融政策変更期待が後退したこともあり、金利の高いドルで運用した方が有利とみた投資家が円を売ってドルを…

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