山陽新幹線「のぞみ」「みずほ」指定席23年4月値上げ 利用客減で

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トンネル内を通過する山陽新幹線=広島県廿日市市で2018年6月17日、本社ヘリから山田尚弘撮影
トンネル内を通過する山陽新幹線=広島県廿日市市で2018年6月17日、本社ヘリから山田尚弘撮影

 JR西日本は13日、山陽新幹線(新大阪―博多)のうち、「のぞみ」と「みずほ」の指定席特急料金(グリーン料金を含む)を2023年4月1日から110~420円値上げすると発表した。新型コロナウイルスの影響で利用客が減少するなどしているため。消費税増税に伴わない値上げは1993年にのぞみが山陽新幹線での運行を開始して以来初めて。

 値上げ幅は、約200キロまでの区間は110円▽約400キロまで320円▽それ以上の区間420円。新大阪―博多間の運賃と指定席料金の合計額(通常期)は420円上がり、現行の1万5600円から1万6020円になる。東京―博多間の場合も山陽新幹線区間の値上げ分が上乗せされる。

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