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往復食簡

料理のプロの二人が隔週で交互に登場し、共通テーマに沿って自慢のレシピと調理のポイントを説明します。

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笠原将弘さんのレシピ カラシ焼き豚

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カラシ焼き豚=尾籠章裕撮影
カラシ焼き豚=尾籠章裕撮影

今回のテーマ=辛い!でもやめられない!!

フライパンで香ばしく

 夏はスタミナをつけたいですね。肉を塊で買ってガッツリ食べたいとき、焼き豚にしてはいかがでしょう。オーブンは使わず、フライパンで作れます。

 肉全体にフォークで穴を開け、ポリ袋に入れて調味料をよくもみ込みます。ここで半日はおいてほしいところです。時間があれば、冷蔵庫で一晩寝かせてもいいですね。

 汁気を拭いたら、肉をフライパンで香ばしく焼いていきます。袋に残った調味料の液は捨てないで! 後で使いますから。肉はトングなどで向きを変えながら、中火で表裏だけでなく側面も焦げる直前までしっかり焼き色をつけてください。

 火を止めたらフタをして15分ほど休ませ、余熱で中までじんわり火を通します。こうすれば肉が硬くならず、ジューシーに仕上がります。

 フライパンの内側を一度きれいに拭いて、再び火にかけましょう。ここで、取っておいた調味液を投入。肉にじっくり煮からめていきます。火を止め、もう一度フタをして、5分ほどおいたら完成です。

 練りガラシを利かせたタレが合うんです。余った煮汁は煮物などに使うといいでしょう。

材料

(作りやすい量)

豚バラ塊肉 400グラム

レタスの葉 2枚

万能ネギ 5本

サラダ油 大さじ1

白ゴマ 大さじ1

一味唐辛子 少々

A

しょうゆ 100㏄

砂糖 100グラム

酒 大さじ2

オイスターソース 大さじ1

ゴマ油 大さじ1

B

みそ 大さじ2

練りガラシ 大さじ1と1/2

しょうゆ 大さじ1

みりん 大さじ1

はちみつ 大さじ1

水 大さじ1

作り方

❶レタスは千切りに、万能ネギは小口切りにする。

❷肉の塊全体にフォークで穴を開け、ポリ袋に入れる。混ぜ合わせたAを加えてよくもみ込み、冷蔵庫で半日から一晩おく。

❸②の汁気をペーパータオルで拭く(残った調味料の液は取っておく)。油をひいたフライパンに入れ、中火で4、5分かけて、全体に濃い焼き色がつくまでしっかり焼く。火を止めフタをし、15分ほど休ませる。

❹フタを取り、フライパンの内側をペーパータオルできれいに拭いて弱火にかける。取っておいた調味料の液を加え、肉に煮からめながら5分ほど火を通す。火を止めフタをして、5分おく。

❺Bをよく混ぜ合わせる。

❻④を1センチ幅に切って、レタスと一緒に皿に盛る。上から⑤をかけて万能ネギ、白ゴマ、一味をふる。(全量2525キロカロリー)

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