1着で何通りもの自分に 服の大量廃棄見直しへ パタンナーの挑戦

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
何パターンもの形で着ることのできる「ヌイトリップ」の洋服と代表の矢野裕子さん=大分県別府市で2022年5月16日午後3時59分、井土映美撮影
何パターンもの形で着ることのできる「ヌイトリップ」の洋服と代表の矢野裕子さん=大分県別府市で2022年5月16日午後3時59分、井土映美撮影

 流行に合わせて大量の服が作られては捨てられてきたファッション業界。そんな慣習を見直そうと、工房を開いた女性がいる。かつては大手アパレル企業で活躍し、大好きな服が大量に処分される現実に苦しんできた。その工房は日本有数の温泉どころ・大分県別府市の温泉街にある。

 湯煙ただよう別府・鉄輪温泉街の一角。旅館だった建物の1階にアパレルブランド「Nuitrip.(ヌイトリップ)」の店舗兼工房がある。

 友人らと改修した店内は、畳や使い込んだ床板のある和風の趣。服はオーダーメードのため、飾り棚にあるのは数点のサンプルと小物のみ。奥の作業場には、数台のミシンが並ぶ。

この記事は有料記事です。

残り2459文字(全文2736文字)

あわせて読みたい

ニュース特集