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卓球男子プロチーム「T・T彩たま」選手たちの素顔を取り上げる「月刊!T・T彩たま」。第4回は、今春早稲田大学を卒業した若手のホープ、五十嵐史弥選手(22)。日本人選手では珍しい180センチ超の長身から繰り出すパワフルな速攻が強みです。
山形県の小学1年生だったとき、母親と知り合いだった地元のクラブの人に勧められ、卓球を始めました。最初は嫌で泣きながら練習していたのですが、技術を一つ一つ覚えるうち、年上の子にも勝てるようになり、卓球が好きになりました。小6の時、青森山田中学・高校から声がかかり、迷わず進学しました。
高校には森薗政崇さん(2018~20年度全日本卓球混合複優勝)や、昨季まで彩たまにいた丹羽孝希さん(東京五輪2020日本代表)らがいて、スター候補ぞろいでした。練習場には「打倒中国 世界で勝とう」という横断幕が掲げられ、皆が世界を目指していました。当然、部員同士もライバルなのですが、当時の僕は警戒されるレベルになかったためか、先輩に多くの助言をもらいました。特に及川瑞基さん(21年全日本卓球単優…
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