福岡「療育」NPO、障害児らに馬乗りで拘束 睡眠中に施設に連行
毎日新聞
2022/7/18 03:00(最終更新 7/18 10:34)
有料記事
1585文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

知的・身体障害者らの支援を手掛ける福岡市のNPO法人が、障害児らの「療育」や「生活改善」のためと称して自宅で寝ているところを拘束して運営する施設に連行したり、長時間馬乗りになって頭部を揺さぶったりする行為を繰り返していたことが、関係者への取材で判明した。NPO側は「保護者は承諾していた」との立場だが、複数の障害児らが負傷し、中には骨折したケースもあり、保護者からは疑問の声も上がっている。専門家は「不必要な身体拘束は虐待だ」と指摘している。
問題のNPO法人は福岡市早良区の「さるく」で、2008年6月設立。代表理事の男性が中心となり、障害児らの自宅を訪れて療育する「訪問セラピー」を実施している。
この記事は有料記事です。
残り1284文字(全文1585文字)