介護のICT化に注目 センサーで異常察知…データで質高いケア
毎日新聞
2022/7/20 11:45(最終更新 7/20 12:26)
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情報通信技術(ICT)を活用し、介護の省力化や効率化を図る「介護のICT化」に注目が集まっている。福岡市博多区にある麻生医療福祉専門学校福岡校では今春、最新の見守りシステムを導入した「ICT介護実習室」を新設し、専門科目を開講した。同校の教育現場を取材し、「ICT介護人材」育成の最前線を紹介する。【城島勇人】
6月初旬、同校6階にある介護施設を模した実習室で、ICTを学ぶ講義の第1回が開かれた。介護現場の負担軽減・質向上システムを開発する「コニカミノルタ」(東京)の前嵩西(まえたけにし)涼子さん(48)がこの日の講師。天井には同社が開発した見守りシステムの行動分析センサーが設置され、前嵩西さんが特徴を説明した。
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