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知床観光船事故

2022年4月23日、知床半島沖で観光船が沈没。乗客乗員計26人のうち20人が死亡、6人が行方不明に。

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サハリンで発見の遺体「乗船者のDNA型と一致」 ロシア側から連絡

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海上保安庁が入る中央合同庁舎第3号館=東京都千代田区霞が関で、本橋和夫撮影
海上保安庁が入る中央合同庁舎第3号館=東京都千代田区霞が関で、本橋和夫撮影

 北海道・知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故で、ロシア・サハリン島南部で見つかった遺体についてロシア側から「カズワン乗船者のDNA型と一致した」と19日に連絡があったことが、海上保安庁関係者への取材で判明した。北海道在住で乗客だった50代男性の可能性があり、海上保安庁は遺体の引き渡しを受けた後、改めて確認する。

 海上保安庁関係者によると、「日本人とみられる遺体がサハリン島南部で見つかった」とロシア側から連絡があったのは6月28日。「KAZU」と記載された救命胴衣を着用し、所持品として携帯電話や腕時計、車の鍵などがあったとされる。これを受け、日本側は7月上旬、ロシア側に乗船者のDNA型の試料を送ったという。

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【知床観光船事故】

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