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知床観光船事故

2022年4月23日、知床半島沖で観光船が沈没。乗客乗員計26人のうち20人が死亡、6人が行方不明に。

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知床観光船沈没、23日で3カ月 遺体引き渡し、ロシアとなお難航

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カズワンの沈没事故以降、安全対策を強化して運航する大型観光船=北海道斜里町で2022年7月22日午前10時ごろ、山田豊撮影
カズワンの沈没事故以降、安全対策を強化して運航する大型観光船=北海道斜里町で2022年7月22日午前10時ごろ、山田豊撮影

 北海道・知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故は、乗客乗員計26人のうち12人が行方不明のままとなっている。これまで乗船者とみられる男女計3人の遺体が、ロシアが実効支配する北方領土・国後(くなしり)島やサハリン島南部で発見され、20代と50代の乗客や乗員の可能性が高いと判明した。政府は遺体の引き渡しに向け、日程や方法をロシア側と調整しているが、まだ時間がかかるとみられる。事故は23日で発生から3カ月となる。

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【知床観光船事故】

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