「歴史的判決」目を赤くした住民 鬼怒川氾濫、国の管理不備認定

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国の河川管理の瑕疵を認めた判決に喜ぶ原告団=水戸市大町1の水戸地裁前で2022年7月22日午後2時55分、森永亨撮影
国の河川管理の瑕疵を認めた判決に喜ぶ原告団=水戸市大町1の水戸地裁前で2022年7月22日午後2時55分、森永亨撮影

 2015年9月の関東・東北豪雨で浸水被害を受けた茨城県常総市の住民ら31人と1法人が、鬼怒川が氾濫したのは国の河川管理に不備があったためだとして、国に総額約3億5870万円の損害賠償を求めた訴訟で、水戸地裁は22日、国の責任を一部認め、9人に計約3927万円を支払うよう命じた。

   ◇

 「歴史的な判決だ」――。2015年9月の関東・東北豪雨での鬼怒川氾濫を巡り、茨城県常総市の住民らが国に損害賠償を求めた訴訟。河川管理の不備を認めた22日の水戸地裁判決に、地裁前では原告や支持者らの拍手が鳴り響いた。

 「確信していた国の責任が認められた」。集まった報道陣などの前に掲げられた「勝訴」と書いた紙の脇で、原告で同市若宮戸地区に住む園芸農家、高橋敏明さん(68)は目を赤くしていた。

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