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マスクは?合宿は? 部活“勝負の夏” 第7波感染対策との両立苦慮

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ミーティングでコロナ対策を徹底するよう部員に呼びかける愛知県立一宮高校陸上部顧問の野口武則教諭(左端)=愛知県一宮市で2022年7月22日午後1時48分、川瀬慎一朗撮影
ミーティングでコロナ対策を徹底するよう部員に呼びかける愛知県立一宮高校陸上部顧問の野口武則教諭(左端)=愛知県一宮市で2022年7月22日午後1時48分、川瀬慎一朗撮影

 新型コロナウイルスの感染が急拡大し「第7波」に突入する中、学校は夏休みシーズンを迎えた。部活動にとって夏休みは大会があったり、まとまった練習時間を確保できたりする重要な時期だ。文部科学省も部活を禁止せず、学校現場に感染防止に配慮するよう求めるが、感染防止と部活の両立には難しさもある。

 「夏休みで気が緩みがちだが、今一度、対策を徹底して」。22日午後、愛知県一宮市の県立一宮高校・陸上部顧問の野口武則教諭は炎天下の競技場で、感染防止の徹底を呼びかけた。

 部員約40人の中には23日に開幕した全国高校総体(インターハイ)に出場する選手もいる。いつもは「お願いします」と一斉に声を上げて練習を始めるが、先週から黙礼だけ。準備運動も個別にこなし、トラック脇に消毒液のボトルを並べている。愛知県教育委員会は部活について基本的な感染対策を徹底しつつ、運動時はマスクを外すなどの熱中症対策を求めている。現状は合宿や練習試合も認めている。

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