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都市対抗野球2022

第93回都市対抗野球大会が2022年7月18日に開幕。3年ぶりの夏開催、社会人野球日本一はどこに。

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ENEOS、度会の打力の源は「日本昔話盛り」ご飯 都市対抗

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【八尾市(ミキハウス)-横浜市(ENEOS)】三回裏横浜市2死、右越え本塁打を放って拳を固める度会=東京ドームで2022年7月25日、中川祐一撮影
【八尾市(ミキハウス)-横浜市(ENEOS)】三回裏横浜市2死、右越え本塁打を放って拳を固める度会=東京ドームで2022年7月25日、中川祐一撮影

 第93回都市対抗野球大会は第8日の25日、東京ドームで2回戦があり、3年連続52回目出場の横浜市・ENEOSが八尾市・ミキハウスを降し、2年連続で準々決勝に進んだ。中学時代から全国舞台の東京ドームに慣れ親しんだ19歳が、2大会連続の豪快な一発を放った。

 東京ドームとの相性は抜群にいい。横浜市は、横浜高から入社した2年目の度会隆輝外野手が、2大会連続のソロ本塁打を放った。しかも初球を一振りで仕留める豪快な一発。ダイヤモンドを回る間に何度も跳びはね、「想定していた本塁打が出たので、シンプルに心の中の喜びが出てしまった」と声を弾ませた。

 最初の見せ場は二回だった。無死三塁から初球の高めに来た直球を中前にはじき返して先制点をもたらした。三回は2死走者なしの場面で、これまた初球である。外角のストライクゾーンぎりぎりの変化球に素直にバットを出した。「無理やり引っ張ったらひっかけていたけど、無意識の中で(自分のポイントで)バットの軌道に乗せることができた」。その打球は右翼席中段まで飛んだ。

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【都市対抗野球2022】

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