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都市対抗野球2022

第93回都市対抗野球大会が2022年7月18日に開幕。3年ぶりの夏開催、社会人野球日本一はどこに。

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JR西日本、逃さなかった相手エースの1球 都市対抗

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【広島市(JR西日本)-札幌市(北海道ガス)】八回表広島市2死二、三塁、西山が逆転の2点二塁打を放つ=東京ドームで2022年7月25日、中川祐一撮影
【広島市(JR西日本)-札幌市(北海道ガス)】八回表広島市2死二、三塁、西山が逆転の2点二塁打を放つ=東京ドームで2022年7月25日、中川祐一撮影

 第93回都市対抗野球大会は第8日の25日、東京ドームで2回戦があり、広島市・JR西日本は札幌市・北海道ガスを4-1で降し、4年ぶりに準々決勝に進んだ。

 待ちわびたのは、強豪を食った相手エースの登板だった。JR西日本が「1球」で試合の主導権を奪った。

 1点を追って巻き返しを狙う終盤、北海道ガスの2番手・岩崎巧が変則フォームから繰り出す球に苦しめられた。田村亮監督は「岩崎投手に最後まで投げられると、ちょっと嫌だな」と感じ、選手たちも「何とか(マウンドから)降ろそう」と思っていた。

 八回、待っていた時が来た。死球と安打などで2死二、三塁とし、相手はエース・大城祐樹にスイッチ。1回戦では優勝候補の川崎市・東芝の打線を七回途中無失点と封じた好投手の大城だが、対策は練っていた。

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【都市対抗野球2022】

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