秋葉原通り魔事件の死刑執行 加藤死刑囚、孤立深め社会に怒り

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
通り魔事件で騒然とする現場=東京都千代田区外神田で2008年6月8日午後1時21分、塩入正夫撮影
通り魔事件で騒然とする現場=東京都千代田区外神田で2008年6月8日午後1時21分、塩入正夫撮影

 東京・秋葉原で起きた無差別殺傷事件の発生から14年余り。殺人罪などで死刑が確定していた加藤智大(ともひろ)死刑囚(39)への刑が26日、執行された。加藤死刑囚が公判で語ったことや自著から浮かんだのは、現実社会の中で自身の居場所を見いだせず、不満を募らせて暴発した孤独な青年の姿だった。事件は社会に何を問いかけたのか――。

 2010年1月、東京地裁で開かれた初公判。法廷で17人の殺傷を認めた加藤死刑囚は「せめてもの償いはどうして今回の事件を起こしてしまったかを明らかにすること」と自戒するように語った。

この記事は有料記事です。

残り974文字(全文1226文字)

あわせて読みたい

ニュース特集