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4部からサッカー日本代表へ 苦労人・小池龍太を支えた信念

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東アジアE-1選手権の中国戦で、パスに追いつく小池龍太=豊田スタジアムで2022年7月24日、藤井達也撮影
東アジアE-1選手権の中国戦で、パスに追いつく小池龍太=豊田スタジアムで2022年7月24日、藤井達也撮影

 国内4部相当のJFL(日本フットボールリーグ)でのアマチュア契約から着実に階段を上り続けてきた苦労人が、日本代表にたどり着いた。J1横浜F・マリノスのDF小池龍太(26)。ピッチ外でも東日本大震災など多くの試練を乗り越え、「人生の進め方は僕にしかできない部分はあると思うが、同じように取り組んでくれる選手が増え、何かを感じ取ってもらえたら」と語る。

 東京都出身。中学、高校の6年間は日本サッカー協会(JFA)が開設した養成機関「JFAアカデミー福島」で力を磨いたがプロ入りはかなわず、2014年にJFLのレノファ山口(現J2)に入った。

 当時はアマチュア契約。それでも目標は「J1」「海外挑戦」「日本代表」と高かった。「難しいのは分かっていた。でも、そこで何かを変えたり、諦めたりするのは自分の生き方には反する。同じやり方で成長を証明したいと思っていた」

 1年目から17試合に先発出場してJ3入りに貢献すると、翌年は主力としてJ3優勝とJ2昇格を達成。17年にはJ1柏レイソルへ移籍と、毎年カテゴリーを上げていった。19年にはベルギー2部ロケレンへ移籍。20年にロケレンが破産宣告を受けた…

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