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秋篠宮さま徳島入りも コロナ禍で見通せない陛下の地方訪問

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原爆慰霊碑に供花される秋篠宮ご夫妻=広島市中区の平和記念公園で2022年6月11日午後0時13分、中村清雅撮影
原爆慰霊碑に供花される秋篠宮ご夫妻=広島市中区の平和記念公園で2022年6月11日午後0時13分、中村清雅撮影

 秋篠宮ご夫妻は27日、高校総体の総合開会式などに出席するため1泊2日の日程で徳島県を訪問された。今年4月以降、ご夫妻は地方訪問を再開しつつあるが、今回は新型コロナウイルスの感染者が全国的に急増するなかでのお出ましとなった。宮内庁は感染症の専門家の助言を得て、「この訪問が、徳島県の感染拡大につながることはないと判断した」としている。一方、天皇、皇后両陛下は2020年1月以降、東京都外の行事に直接参加していない。地方へのお出ましの対応は対照的だ。

 秋篠宮ご夫妻が高校総体のため現地入りするのは3年ぶり。高校総体は皇太子夫妻の主要な地方公務として、上皇ご夫妻から天皇、皇后両陛下に引き継がれ、令和に入って秋篠宮ご夫妻の公務となった。

 コロナ対策のため、通常組み込まれることの多い、地域の実情を知るための施設訪問などは行われない。

 秋篠宮ご夫妻は今年4月に地方訪問を再開した。感染状況を専門家に確かめながら三重県や奈良県、京都府を訪ね、その後も単独を含めて地方訪問を重ねている。

 感染対策で、混雑する駅の利用を避けたり、遠方であっても車で移動したりすることで、沿道などに多くの人が集まらないように配慮している。

 他の宮家の皇族も徐々に地方公務を始めた。

 一方、両陛下の地方へのお出ましは現時点で予定されていない。

 両陛下の地方訪問を難しくしている大きな要因は、…

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