- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

「国民病」とも言われる花粉症からの解放に向けた取り組みを強化するよう、全国の知事らが対策案をとりまとめ、国に要望した。花粉を極力出さない新品種の開発や苗木の安定供給体制作りなどがその柱だ。一方、国は空中からスギ林に薬剤を散布する新たな花粉症対策の実証実験を今年度中に始める予定で、その効果も注目される。
39都府県で構成される全国知事会のプロジェクトチーム(PT)は2020年に発足し、県境を越えて飛散するスギやヒノキの花粉対策を検討してきた。PTリーダーの伊原木隆太岡山県知事らは1日、東京・霞が関の林野庁を訪問し、織田央長官に知事会の要望書を手渡した。
この記事は有料記事です。
残り575文字(全文854文字)