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「トヨタ社長が『ワクチンは毒』と発言」のデマ拡散 ブログが掲載し削除

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写真はイメージ=ゲッティ

 新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、トヨタ自動車の豊田章男社長が2日の記者会見で「私は、ワクチンを打っていない。ワクチンはDS(ディープステート、影の国家)が人口削減のために用意した遅効性の毒。打つと2年以内に死ぬ」などと呼びかけたとする事実ではない情報がネット上に掲載され、拡散した。毎日新聞の調べでは、同日はトヨタは記者会見を開いておらず、完全に虚偽情報だった。

 この虚偽情報は、報道機関の記事を装っており、「トヨタ社長豊田章男氏、ワクチン打たず『DSが人口削減のために用意した遅効性の毒』 株価は3%下落」との見出しで、2日午後に流されていた。豊田社長が2日に名古屋市で会見を開いて「(ワクチンを)大切な人に打たせないでください」「私の影響力を使い、少しでも死ぬ人を減らしたい」などと発言したとする虚偽の内容も書かれていた。また、この会見の直後に「トヨタ自動車の株価は1・8%下落、その後も下げは止まらず一時3%程下落した」との不正確な情報も載せていた。

 この情報は「TECH NEWS ONLINE」と題するブログで出され、ネットで拡散。ツイッターでは、「遅効性の毒」「人口削減のため」など関連する言葉がトレンド入りした。ネット上では批判も多く出て、このブログの記載内容は2日夜、削除された。【デジタル報道センター、経済部】

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