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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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福島第1原発に残り続けるもう一つの「危険物」とは

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水素爆発した東京電力福島第1原発3号機の原子炉建屋。石綿が飛散した可能性が指摘されている=福島県大熊町で2011年11月12日午前11時(代表撮影)
水素爆発した東京電力福島第1原発3号機の原子炉建屋。石綿が飛散した可能性が指摘されている=福島県大熊町で2011年11月12日午前11時(代表撮影)

 東京電力福島第1原発事故で廃炉になった同原発1~6号機で、大量に使われたアスベスト(石綿)がほとんど除去できていない。原子炉建屋が放射性物質で汚染されているため、通常でも慎重な作業を要する石綿の除去を一層難しくしている。

 石綿は中皮腫や肺がんを引き起こす発がん性物質だ。かつては建材などに大量に使われたが、現在は原則として使用が禁止されている。

 東電によると、1~6号機では防音材に使った吹き付け石綿が約900平方メートルある。配管の継ぎ目など約1万5000カ所には、石綿製のジョイントシートやシール材を使っている。2021年3月時点で、どちらも全く除去できていないという。

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