寄稿

直木賞を受賞して 「生きてる」を実感=窪美澄(作家)

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直木賞に決まった窪美澄さん=東京都千代田区で2022年7月20日午後7時35分、須藤唯哉撮影
直木賞に決まった窪美澄さん=東京都千代田区で2022年7月20日午後7時35分、須藤唯哉撮影

 連絡手段はメールやLINE、メッセージが主という時代になって、直接電話がかかってくるのを心待ちにしている状況というのは今、どれくらいあるのだろう。

 少なくともこの数カ月、私は二本の電話を心待ちにしていた。なぜなら直木賞の時期だから。直木賞に関してそわそわする時期というのは二つあって、ひとつは自分の作品が候補作になったのか、ならなかったのかをお知らせいただくとき。そして、受賞したのか、しなかったのか、その当落を待つときである。

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