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台湾海峡緊張

中国と台湾の対立が先鋭化しています。日米をはじめ、ASEANや欧州も巻き込んだ対立の行方は。

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駐日中国大使「米国が台湾海峡の破壊者に」 ペロシ氏の訪問批判

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共同通信社で講演する駐日中国大使の孔鉉佑氏=東京都港区で2021年12月16日(代表撮影)
共同通信社で講演する駐日中国大使の孔鉉佑氏=東京都港区で2021年12月16日(代表撮影)

 ペロシ米下院議長が台湾を訪問したことを巡り、孔鉉佑(こう・げんゆう)駐日中国大使は4日、オンラインで記者会見を開き、「米国の一部の政治家が中米関係のトラブルメーカーとなり、米国が台湾海峡の平和と安定の最大の破壊者となった」と批判した。その上で「中国政府は台湾の平和的統一の実現を願っている」としつつ、「我々は武力の使用も絶対に放棄しない。中国の主権、安全保障と台湾海峡の平和と安定を守るためだ」と訴えた。

 ペロシ氏の訪台を受け、中国軍は4日から台湾周辺で大規模な軍事演習を実施。台湾の防空識別圏(ADIZ)への中国軍機の進入も相次ぎ、緊張が増している。演習の対象海域には日本の排他的経済水域(EEZ)や台湾の領海に相当する区域が含まれているが、孔大使は「中国側には力強く反応する十分な理由と権利がある」と強調。「米国が挑発したのが先だ。台湾は中国の一部であり、どこに領海があるのか」と正当化した。日本に対…

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