常総水害訴訟 地裁判決不服で控訴 原告の一部と国 /茨城

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記者会見する原告団共同代表の片倉一美さん(右)と、弁護団の五来則男弁護士=水戸市内で
記者会見する原告団共同代表の片倉一美さん(右)と、弁護団の五来則男弁護士=水戸市内で

 2015年9月の関東・東北豪雨で浸水被害を受けた常総市の住民ら31人と1法人が、鬼怒川が氾濫したのは河川管理に不備があったためだとして国に損害賠償を求めた訴訟で、原告の一部と国は4日、国の責任を一部認めた水戸地裁判決を不服として東京高裁に控訴した。【長屋美乃里、宮田哲】

 7月22日の判決は、14年に太陽光発電業者によって砂丘が掘削された場所で氾濫した同市の若宮戸地区について、国には河川区…

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