お披露目を待つ福山城 400年の節目にリニューアル工事が完了

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防御の黒い鉄板張りが復元された福山城天守の北面=広島県福山市で2022年6月18日午後2時39分、藤田宰司撮影
防御の黒い鉄板張りが復元された福山城天守の北面=広島県福山市で2022年6月18日午後2時39分、藤田宰司撮影

 広島県福山市は5日、福山城築城400年記念事業として実施してきた城のリニューアル工事が終わり、完成を祝う式典とイベントを27、28日に開催すると発表した。天守北面の外壁は、かつて防御ために取り付けられていた黒い鉄板で覆い、初代福山藩主水野勝成による1622年の築城時の姿を再現した。天守内部の福山城博物館は展示を一新した。

 27日は午前10時から、天守北側広場で「鉄板張り完成セレモニー」を開催。水野家20代当主水野勝之さん、阿部家17代当主阿部正紘さん、落語家春風亭昇太さんと市内小中学生の計11人が足場に上がり、最後の鉄板7枚を取り付けて完成させる。午前10時半以降は太鼓演奏やトークショー、音楽イベントがある。午後7時45分から、JR福山駅北口でライトアップ点灯式を行う。

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