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高齢者への外出自粛要請に効果はあるのか、「意味なし」と反発も

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多くの利用客で混雑する新幹線のホーム。間もなく帰省ラッシュのお盆を迎える=JR新大阪駅で2022年4月29日午前9時8分、大西岳彦撮影
多くの利用客で混雑する新幹線のホーム。間もなく帰省ラッシュのお盆を迎える=JR新大阪駅で2022年4月29日午前9時8分、大西岳彦撮影

 新型コロナウイルスの「第7波」による感染拡大で、高齢者に不要不急の外出自粛を要請している地域が全国に広がっている。感染すると重症化の恐れがあるためだが、既にリスクの高い行動を控えている高齢者も多い。今になっての外出自粛要請にどの程度の効果があるのだろうか。感染症に詳しい専門家や当事者に話を聞いた。

「全年代に呼び掛けた方が…」

 「リスクが高いと自覚している人は、新型コロナが広まったころから自粛している。要請には意味がないのではないか」。高齢者らに外出自粛が要請されている大阪府内の介護老人保健施設189施設が加盟する公益社団法人「大阪介護老人保健施設協会」の木場(こば)康文事務局長(68)は首をかしげる。

 府内では高齢者施設でのクラスター(感染者集団)発生が増えており、6月は68件だったが7月は225件と3倍超に。8月に入ると勢いが加速し、3日現在で195件と早くも7月の1カ月分に迫っている。コロナに感染して死亡した人は5000人を超えて全国最多になっており、その一因が施設でのクラスター多発とされる。木場さんは「医療が逼迫(ひっぱく)して施設の感染者は初期治療を提供されるのが遅く、手遅れになってし…

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