「いつまで続くのか」不安募らせる住民たち 福井、滋賀の大雨被害

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濁流が民家に押し寄せる中、ボートで救助される住民=福井県南越前町今庄で2022年8月5日午後1時50分、国本ようこ撮影
濁流が民家に押し寄せる中、ボートで救助される住民=福井県南越前町今庄で2022年8月5日午後1時50分、国本ようこ撮影

 降り続く雨が、また各地に水害をもたらした。福井県や滋賀県では5日、河川が相次いで氾濫。住民らは濁流の中をボートで救助されたり、避難所に身を寄せたりした。「いつまで続くのか」。6日も大気が不安定になる見通しで、住民らは不安を募らせている。

 「職場から慌てて帰ってきたが、水があふれて家に入れない」。福井県南越前町では5日朝、日野川と鹿蒜(かひる)川の合流地点付近から氾濫し、茶色く濁った水が民家に押し寄せた。同町の40代女性は「近所の方はボートで救出されていた。朝7時に家を出た時は水たまりがある程度だったので、まさかこんなふうになるとは思わなかった」とぼうぜんとした様子で話した。

 JR北陸線の線路も土砂で埋まった。同町今庄の介護施設「デイサービス 神久ファミリー」所長の神谷幸保さん(77)によると午前9時半ごろ、(鹿蒜川のある)線路の向こう側から水があふれてきたといい、「慌てて職員4人に声をかけて避難させ、自分も高くなっている道の方へ逃げた。濁流に足を取られそうになり、怖かった」と振り返った。

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