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第104回全国高校野球選手権大会は6日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕し、開会式が開催された。横浜(神奈川)の玉城(たましろ)陽希(はるき)主将(3年)が49校を代表して選手宣誓した。
「苦しい時期を乗り越えることができたのは、他でもない、ここに甲子園があったからです」
玉城主将は、新型コロナやけががあったからこそ野球ができる喜びをかみしめた日々への思いを込めた。横浜は昨夏の甲子園に出場後、複数の部員が感染。秋の地方大会を途中で辞退し、春のセンバツ出場もかなわなかった。自身は昨夏の神奈川大会3回戦でフライを捕ろうとした際に頭をフェンスにぶつけ、痛みをこらえて甲子園にも出たが、年末まで頭痛や発熱が続いて思うように練習できなかった。
今年3月にはセンバツの決勝を甲子園で観戦し、必ず戻ってくるとの思いを新たにした。大勢の観客の前での宣誓について「人生で初めての大役を任され、終わってみたらあっという間でした」と笑顔で振り返った。【田中綾乃】
選手宣誓の全文は以下の通り。
宣誓。今年は野球伝来150年の節目に当たります。この記念すべき年に、聖地・甲子園で野球ができる喜びに今、満ちあふれています。ただ、今現在収束していないコロナウイルス感染症の予防に最大限努め、日々の生活を送っています。
これまでけがで思うように野球ができず、グラウンドにさえ立てない時期もありました。また、チームをどうまとめていこうかと悩んだ時期もありました。
これらの苦しい時期を乗り越えることができたのは、他でもない、ここに甲子園があったからです。そして、指導者の方々、チームの仲間、家族との強い絆があったからだと確信しています。
だからこそ、結束力のある野球で恩返しがしたい。一球一球に全力を注ぎ、一投一打に思いを乗せ、高校生らしく堂々とはつらつと、そして感謝と感動の高校野球の新たな歴史に名を刻めるように全身全霊でプレーをし、最高の夏にすることを誓います。
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